Our Activity

私たちの活動

BBSの活動は、(1)ともだち活動(2)健全育成活動(3)広報・啓発活動(4)自己研鑽活動 の4つの基本的な柱からなります。

ともだち活動

ともだち活動

グループワーク
グループワーク

グループワーク スポーツレクとバーベキュー
https://www.waseda.jp/inst/weekly/news/2021/11/30/92531/
早稲田大学

ともだち活動は、BBS会員が、非行のある少年など生きづらさを抱える子ども・若者と「ともだち」になることを通して、それぞれの立ち直りや再チャレンジを支え、自分らしく前向きに生きていくことを促す活動です。

BBS運動を特色づけてきた重要な活動であり、One to Oneを原則として行います。

ともだち活動は、特定のBBS会員1人ないし数人が、非行に陥ったり生きづらさを抱えたりしている子ども・若者と「ともだち」になることを通して、一定期間継続して個別的に寄り添い、それぞれの立ち直りや再チャレンジを支え、自分らしく前向きに生きていくことを促す活動です。

ともだち活動は、保護観察所・家庭裁判所・児童相談所・児童自立支援施設・学校など、子ども・若者に対して何らかの責任や権限を有する機関・団体、ときには保護者等個人からの依頼を受けた地区BBS会がその依頼に応じて実施します。

ともだち活動の内容は、学習支援を行ったり、スポーツやレクリエーションを共にしたりするなど様々です。

健全育成活動

健全育成活動

健全育成活動
健全育成活動
健全育成活動

健全育成活動は、子ども・若者が犯罪や非行などの問題行動に陥ることなく、また、生きづらさを抱えながらも自分らしく前向きに生きていけるよう、自己も他者も共に大切にできる豊かな心を育むことを目的に、特定の個人ではなく、子ども・若者に広く働きかけていく活動です。

具体的な活動としては、少年院、児童養護施設、里親(養育家庭)、不登校支援団体などと連携して、遊び相手になったり、料理作り、学習支援を行ったり、保護司会や更生保護女性会等と連携して子ども食堂、居場所づくり活動、寺子屋活動など地域に開かれた活動を行ったりする例があります。それらの場面では、グループダイナミックスを活用した集団技法を活用するなどして、スポーツなどのレクリエーションや体験活動等を一緒に行うなどの方法で実施され、子ども・若者が活動への参加を通して協調性をはじめ社会性を育むことが期待されています。

広報・啓発活動

広報・啓発活動

広報・啓発活動
広報・啓発活動

地域に広く働きかけ、非行からの立ち直りを温かく見守り、子ども・若者一人ひとりが安全で安心して生きていける地域社会づくりを行う活動です。

子ども・若者を地域全体で温かく包み込み、一人ひとりが安全で安心して生きていける明るい地域社会を築くためには、“社会を明るくする運動”などを通して、BBS運動の周知を図るなど広く地域社会に対して広報・啓発活動を行うことが大切です。

社会を明るくする運動

社会を明るくする運動

日本BBS連盟は法務省が主唱する『社会を明るくする運動』へ参加しています。

国際ユースフォーラムでの活動

2021年2月、第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)の一部として開催された「京都コングレス・ユースフォーラム」には、多くのBBS会員が参加し、日本のBBS活動の状況を広く世界に発信しました。

Examples of BBS Activities in Japan ファイル

日本のBBSの活動事例紹介 ファイル

同フォーラムで示された勧告によって、京都コングレスの成果展開として「法遵守の文化のためのグローバルユースフォーラム(Global Youth Forum for a Culture of Lawfulness (Col YF))」の第1回が同年10月に、第2回が2022年12月に開かれ、これにもBBS会員数名が参加して参加諸国の青年たちと交流を深めました。

自己研鑽活動

自己研鑽活動

自己研鑽活動
自己研鑽活動

自己研鑽活動は、「子ども・若者一人ひとりを人として尊重し、同じ目の高さで共に考え、学び合うこと」というBBS運動の理念を実現するため、BBS会員それぞれが、子ども・若者から信頼される存在となれるよう、BBSの実践活動に取り組む上で必要となる心構え、知識や技術の習得と向上に向けて努める活動です。

地区BBS会、都府県BBS連盟、地方BBS連盟それぞれが様々な研修を実施しています。また、日本BBS連盟においては、毎年、法務省との共催でBBS会員中央研修会を開催するほか、学生会員が中心となって開催する全国学生BBS会員研修会の運営を支援しています。

BBS活動と持続可能な開発目標 (SDGs)

SDGs

子ども・若者が非行に陥っても立ち直ることができ、生きづらさを抱えながらも、安全で安心して生きていける明るい社会を実現を目的とする、BBS運動のビジョンは、2030年の世界目標である「持続可能な開発目標」とも一致しています。
私たちは、この目標を念頭に置きながら、誰一人取り残さない持続可能な社会の実現に向け、努力を続けていきます。

BBS活動 SDGs

ともだち活動

非行のある少年など、生きづらさを抱える子ども・若者と「ともだち」になることを通して、少年たちに寄り添い、立ち直りを支援します。

学習支援

少年たちの基礎学力やコミュニケーション能力の向上に努めます。

レクリエーション

スポーツやその他の活動を通して、少年や子どもたちのストレスに寄り添い、楽しさや、社会とのつながりを感じる機会を提供します。

子ども食堂

青少年と食事を一緒にすることは楽しみや安心感、社会的なつながりをもたらします。

広報・啓発活動

犯罪や非行を防止し、安全で安心して暮らすことのできる明るい地域社会を実現するための啓発活動。

国際会議での発表

非行少年の社会復帰を支援する青年ボランティアの役割を紹介し、国際会議の場等を通じて相互交流し、学び合います。