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日本BBS連盟概要

会長挨拶

Message

生きづらさを抱えた子どもたちと同じ目線に立って

日本BBS連盟のウェブページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
このたび、令和7年6月1日付で日本BBS連盟の会長に就任いたしました。
会長職は誠に重責ですが、今日に至るまで、長年にわたり、この運動を支えてこられたBBS会員の皆様、また、保護司や更生保護女性会の皆様を始めとする、BBSを側面から支えてくださる皆様に深く敬意を表しますとともに、BBSの志と歩みをしっかりと継承し、次の世代へとつなげていく所存ですので、何卒一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

さて、BBS運動は、昭和22年、戦後の荒廃した社会にあって、非行や孤立の問題を抱える少年の「ともだち」として彼らを支える存在でありたいという若者たちの純粋な思いから始まりました。今日、その若者たちの思いはBBS運動という形となって、全国に広がり、多くの青年、学生たちが、子どもたちの健やかな育ちを支える存在として活動しています。
BBS発足当時から、我が国は大きな発展を遂げましたが、現代においては、BBSが発足した当時とは異なる形の困難、生きづらさが若者たちを覆っているように思われます。問題は複雑化し、人々の考えも多様化していますが、そうした今だからこそ、BBS運動の“寄り添い”、“同じ目線で”、“ともだちになる”という原点が、益々重要になっているのではないかと感じています。

「ともだち活動」やグループワーク、子ども食堂等地域での居場所づくりなどを通じて、若者が若者を支える仕組みは、同じ世代の、当事者同士だからこそできる共感や信頼を生み出しています。また、会員にとっても、同じ志を持つ仲間や、支えられる若者から学ぶこともたくさんあります。
私は、このようなBBSの取組に、これほど多くの方々が参加しておられることを誇らしく思いますし、そんな皆様と共に活動できることを大変うれしく思います。

2027年、令和9年、BBS運動は発足から80周年という大きな節目を迎えます。
80年の歴史を礎に、私たちはさらにその先を見据えて、より多くの子ども、若者に寄り添う活動を展開していく所存です。全国各地のBBS会員と更生保護ボランティアの皆様、地域社会の皆様、そして関係機関の皆様と手を携え、支援の輪を広げていきたいと考えていますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

また、BBSに関わったことはないが、ちょっとおもしろそうだなと思われた方、活動を応援してみようかなという方、まずは一度こちらからお問い合わせください。
皆さまと一緒に歩むことができますことを心待ちにしております。

片岡敏晃

特定非営利活動法人日本BBS連盟
会長 片岡敏晃

会員綱領

Charter

  • BBS会員は、友愛と良識をもって、非行少年のよいともだちとなります。
  • BBS会員は、すべての人の信頼と尊敬を受けるよう、自己の反省と錬磨に努めます。
  • BBS会員は、明るい社会の建設に寄与します。

BBS運動基本原則

Basic Principle of BBS Movement

BBS運動基本原則は、BBSの会員綱領の下で、BBS運動における最も重要な規範の一つとして1967年に制定され、2004年に改定(2005年に解説作成)されました。

その後既に20年近くが経過し、この間、少子高齢化が一層進み、ICT(情報通信技術)が飛躍的な発展を遂げるなど社会経済状況や対人関係のあり方等は大きく変容してきた。また、社会的孤立や望まない孤独の広がりが子ども・若者の生きづらさを深刻化している現状にあることから、2023年、これらの状況に即した全面的な改定がなされました。

BBS運動基本原則2023改定本文 ファイル

※解説付きの冊子版は「機関誌・発行物」からダウンロードできます。

役員名簿

Officer list

特定非営利活動法人 日本BBS連盟 役員名簿
(令和7年6月1日付け)

会長 片岡敏晃
副会長 越野和宏
佐藤恵美子
花之木憲一
常務理事
  小山貴弘
  樋口尚子
  落合夏子
(事務局長) 杉山多恵
理事 北海道 濵﨑はる江
東北 佐々木一憲
関東 宮入凱士
中部 山本敏博
近畿 山本龍成
中国 後藤利幸
四国 中村優樹
九州 宇野吉信
掛川直之
新庄翔太郎
監事 桑原明
長谷川正光
柴香里